スモールハウス

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スモールハウスで暮らしてる、6名のエピソードを紹介してる本です。

上に「紹介」と書いたとおり、本書の大半が著者のスモールハウスに対するコメントになっています。

はじめにで

半分はドキュメント、半分は僕のエッセイ

筑摩書房 スモールハウス ─3坪で手に入れるシンプルで自由な生き方 / 高村 友也 著

とありますが、スモールハウスの写真をときおり載せ、間取りやスモールハウスに関わるエピソード・家主言葉をたまに本などから引用しながら、著書の言葉で紹介。

章の大半を、そのスモールハウスのエピソードなどに触れて感じた著者の感想や、家主の言葉を著者の言葉でまとめ直した文章になっています。

なので、ドキュメントというには記録性に乏しいです。

本文の割合としては、ドキュメント2割、著者のエッセイが8割という印象を覚えました。

とはいえ、これまでまったく触れたことのないジャンルなので、はじめの内は読んでいて楽しかったです。

ただ、読み進めていく内に著書の言葉が長々と続くページが増えていくので、読んでいて疲れてきます。

今読んでいる文章が家主の実際の考えをまとめたものなのか、それとも著者が家主のエピソードから感じたことなのか。

それを段落ごとに判別しなければいけないのは、非常にストレスでした。

しかもその判別が正しいか確認するためには、本書で紹介されている人たちのアカウントを特定した上で原文を読み、同姓同名の別人ではないかを確認しなければいけません。

でもそこまでして誰の言葉か知りたいとは思えなかったので、結局その判別が正しいか不明のまま、読み終えました。

それもあって、読了後はすっきりとしない気持ちでした。

感想本というには感想元のしっかりとした紹介がなく、エッセイというには著者の体験談が少ない。

誰かにオススメするには、方向性に欠ける本でした。