経緯
フィリップ・W・メッツガー
手帳にちょっとしたイラストを描けるようになりたいという思いから、イラストの練習を始めました。
目標は、今よりもう少し上手くなること。
描けるようになりたい絵は、上手な絵よりも、バランスのとれてる絵。
楽しみを増やしたいという思いが強いので、もし勉強をしなければならない状況になったとしても、触れるのは基礎の基礎部分だけと決めました。
なので初めに、タイトルからしてライトなスケッチ感覚でパースが描ける本を読みました。
でも基礎がなさすぎて、書いてある通りに描けなかったとき、どう修正すればいいのか分からず困りました。
修正しようとしても、修正する度に違う部分がおかしくなってお手上げ状態。
バランス感のないイラストを見て、自分に絵のセンスがないことを実感。
この本を理解するために、一回基礎の基礎に触れないとダメだと悟りました。
でも今まで触れたことのないジャンルなので、プレビューを見ても分かりやすいかの判断がつきません。
そこで、分からないなりに選ぶ基準を決めることにしました。
選ぶ基準は、以下の3つ。
- 一冊で完結している
- シリーズの中の一冊じゃない
- 表紙の絵が分かりやすい
以上を重視して探したら、良さそうな本が驚くほど少ない!
最終的に、初めて学ぶ遠近法と、定本 パースの教科書 ゼロからはじめる遠近法(ジョン・モンタギュー著)の二冊が残りました。
どちらを買うか悩んだものの、定本 パースの教科書 ゼロからはじめる遠近法のレビューに、ゼロから始めるなら初めて学ぶ遠近法がおすすめと書いてあったので、こちらの本にしました。
感想
1日1節を目安に進めて、4週間で終わりました。
最初は理解できたし、スムーズに進められました。
でも絵の勉強を全くしたことがないせいか二章以降、課題をどうやってクリアすればいいのか分からないことが増えていきました。
模範解答もないから、見比べて問題文の意図を読み解くこともできません。
そこに文字の多さがあわさって、三章以降は文章を読むので精一杯になってしまいました。
その上で課題をやるのはどうしても辛く、「三章 相対的な大きさの違いを計測」からは頭の中で線を引いたり、おおまかな消失点の位置を探すだけになりました。
間違いなくゼロから遠近法を学ぶ人におすすめの一冊ですが、私のライトな動機とモチベーションには合いませんでした。
結論
目標設定にたいして、本のレベルが高すぎました。どう考えても選択ミスです。
描き方が細かいので分かりやすいんですが、細かすぎて疲れてしまいました。
とある一本の線がなぜ引かれているのかをきちんと説明してくれるので、引いてある線の意味が分からなくて迷子になることはありません。
それほど丁寧に描いてあるので、この一冊をやり込めば、ちゃんとした線が引けるようになると思います。
しっかり勉強したい人におすすめですが、絶版みたいなのですすめにくい……。
フィリップ・W・メッツガー
読了後のまとめ
学んだこと
- 見えない面を描くときは、二点透視図法を使う
- 絵のバランスがおかしい時は、消失点の位置を確認
- 消失点は最大でも3つまで。二点透視図法にプラス1(一点透視図法)する形がベター
- 円は二点透視図法で面を、円柱は二点透視図法で箱を描くときれいに描ける
- 基礎の基礎部分の勉強は、私には難しい。もっとライトな方向に舵を切り直すべき
新たに発見した課題
- バランスをとるのがとにかく下手
- 円柱を描くための箱がいい感じで描けない
- きれいな一本線を描くのが難しい
- 線が増えると何を描いてるのか分からなくなる
- 線を減らすとどう描いていいのか分からなくなる
- ここまで本格的に描きたいわけじゃないけど、絵心がなさすぎて基礎をおさえないと酷い絵しか描けなそう

![スケッチ感覚でパースが描ける本 [ 中山繁信 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1017/9784395021017.jpg?_ex=128x128)
