「映画 ゆるキャン△」、観てきました。

劇場には幅広い年代の人がいて、作品の裾野の広さを感じました。
「映画 ゆるキャン△」は、テレビアニメの「静」のターンが、120分間ずっと続いてる映画でした。
ストーリーとしての起承転結の起伏は、ちゃんとあります。
でも画面上はずっと同じテンポで映像が展開されていくので変わり映えがなく、観ていて疲れます。
テレビアニメで「静」は、キャンプ時間のゆったりさを視覚で体験できるいい味になっていました。
でも映画では、日常シーンとそれ以外シーンが決まった割合で繰り返されていることもあり、テンポのない映像になっています。
もちろん、テレビアニメの「動」の部分もちゃんとありました。
けれどその「動」も似たような繰り返しが多く、60分を過ぎるころにはマンネリ化して、「動」のターンも「静」のターンも、同じ映像に見えました。
ストーリーに明確な区切りがなく、120分間だらだら続いていることも、それに拍車をかけているように思えます。
映画を観てから数日経っていますが、ゆるキャン△といえばコレでしょ! とでもいうかのような、押しの強い演出がくどかったことしか覚えてません。
それくらい、全体としての印象が薄い映画でした。
好きな作品だから劇場で観たことに後悔はないけど、楽しかったとは言えません。
代わり映えがなさすぎて観ていて疲れたし、最後の方は集中力が切れて、セリフを聞きもらすことも多かったです。
もし仮にレンタルやサブスクで観てたら、最後までちゃんと観ることなく、序盤から作業BGM扱いだったかもしれません。
そのぐらい、観てる間ずっと暇で困りました。
よくあるテレビアニメを再編MADした「新作」映画でそう感じることはあっても、「完全新作」で感じることはなかったので、その点は非常に残念でした。
でもこの映画を観て、私が好きなゆるキャン△は、この映画では触られなかった所にあると気づきました。
5人が成長した姿をみるだけのお客様ではなく、一緒に体験しているような気持ちを味わいたい。
私にとってゆるキャン△は、そういう作品でした。
そういった意味では私はこの映画のターゲットではなかったので、期待外れだったのも仕方ないのかもしれません。

